水泳の池江璃花子選手が白血病を告白しました。
この白血病は骨髄移植を必要とする病気で、世間では骨髄バンク登録をする人が急激に増えているとの事です。
本当に素晴らしいことです。しかし骨髄移植ドナーは死亡リスクもあります。
デメリットについてや骨髄バンクドナー登録方法についてまとめましたので骨髄バンクドナー
をお考えの方は是非ご一読ください。
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- 骨髄移植とは?
- 骨髄バンクドナー登録方法は?
- 骨髄移植を必要とする病気は?
- 骨髄移植ドナーの過去の死亡について!
- 骨髄移植ドナーの入院期間は?
- 骨髄移植ドナーリスク(デメリット)とは?
- まとめ
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骨髄移植とは?
骨髄移植とは重い血液の病気に対して、正常な方の骨髄などに含まれる造血幹細胞を移植する
ことを骨髄移植と言います。
そして骨髄移植の方法は一般的に腰の骨から骨髄を抽出する骨髄移植の方法がとられます。
骨髄移植を行う場合は、ドナーと移植対象患者の、白血球の血液型であるHLAが適合しなけれ
ば骨髄移植はできません。
HLAが適合しないと、拒絶反応やGVHD(移植片対宿主病)が起きてしまいます。
この適合の確率ですが、同父母の兄弟姉妹間で25%となっています。
そして、非血縁者(ドナー)では数百~数万分の1の確立と非常に確立が低くなります。
骨髄バンクドナー登録方法は?
骨髄バンクドナー登録方法です。
ドナーは誰でも登録できるわけではありません。
しっかり条件を満たしていないと登録できません。
登録できる条件です。
・骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方
・年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方
・体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方
ドナー登録は下記ステップを踏んで登録できます。
まずはパンフレット「チャンス」をネットで見るか取り寄せる事から始めましょう。
・パンフレット「チャンス」をお読みください。
・登録申込書に必要事項を記入してください。
・登録窓口、もしくはドナー登録会にお越しください。
・登録完了!
骨髄移植を必要とする病気は?
骨髄移植を必要とする病気はどんな病気があるのでしょうか。
今回、池江璃花子選手がなった白血病の他にもたくさんの病気で骨髄移植を必要としています。
これだけの病気で骨髄移植が必要という事は、たくさんの方が日本全国で骨髄移植を必要としていると言事ですね。
・白血病
・重度の再生不良性貧血
・リンパ腫(ホジキン病など)
・多発性骨髄腫
・免疫不全症
・その他の固形ガン(乳ガンや卵巣ガンなど)
骨髄移植ドナーの過去の死亡について!
骨髄移植ドナーには当然リスクもあります。
そして過去には骨髄移植で死亡も発生しています。
過去に死亡事例は海外で3件(血縁者間2件、非血縁者間1件)、
日本で1件(血縁者間)ドナーの死亡が発生しています。
しかし、現在日本では公的骨髄バンクが発足してからは1件も死亡事例はありません。
そのため現在はほとんど死亡の可能性は無いとは思いますが0ではありません。
是非しっかり理解の上骨髄バンク登録をしてください。
骨髄移植ドナーの入院期間は?
骨髄バンクに登録が、ドナーとして骨髄の提供を求められたときは
当然入院が必要にあります。
一般的な例だと3泊4日の入院が必要です。
骨髄採取が行われる前日に入院し、採取の翌々日に退院するスケジュールが一般的です。
会社を4日休むというリスクも考えておかなければいけませんね。
骨髄移植ドナーリスク(デメリット)とは?
骨髄移植ドナーの死亡リスクと入院リスクは上記に記載しましたがその他にもリスクはあります。
他に考えれるリスクは下記になります。
・骨髄液の採取の全身麻酔 (麻酔の副作用、注射針や傷口からによる感染症、100万分の3~5の死亡率)
・手術の跡(3~6カ月で針跡は消える)
・術後の痛み (腰や喉)
・採取後の病気の感染
このようなリスクもありますので骨髄バンク登録の前にしっかりリスクを理解したうえでの登録をお願いします。
まとめ
今回骨髄バンク登録によるドナーのリスクについてまとめました。
骨髄バンク登録は命のボランティアと言われるほど素晴らしいことです。
提供された方にとっては命の恩人です。
是非皆さんドナー登録をしてほしいですが、登録の際はしっかりリスクがあることを理解した
うえで、家族がいる方は家族ともしっかりはなして登録をお願いします。
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